【遊技機】確変+時短継続率の求め方

確変+時短継続率の求め方

 確変+時短継続率(%)
=確変大当たりの確率+通常大当たりの確率×(100-(時短ハズレ確率^時短回数)×100))
※各確率は0以上1以下の値(分数も可)

文章で書くと、確変確率+(通常確率×時短継続率)です。単純に、確変確率+時短継続率ではないのがポイントです。

 

例として、確変確率が70%、時短中の当選確率が1/300、時短回数100回の場合を考えます。
前提として、時短継続率(%)は、100-(((299/300)^100)×100)=28.3868%です。

まず初めに、確変の抽選がありますので、70%の継続率はそのまま採用されます。

次に時短は、確変大当たりの70%が引けなかった時に抽選されますので、通常大当たり確率の30%の範囲内で抽選されます。

そのため、時短継続率に通常大当たり確率を掛ける必要があり、この例だと、0.3×28.3868%=8.51604%が採用されます。

従って、確変+時短継続率(%)=70%+8.51604%=78.51604%です。

 

なお、大当たり直後など、確変か通常かの抽選が行われていない時には今回の計算式が使われますが、実際に通常を引いた後、いざ時短で引き戻せる確率はどのくらいか?と考える際は、シンプルに時短継続率の値になります。

他の確変タイプにも適用可能

パチンコには、確変/通常タイプ以外にも、STタイプ、転落タイプがありますが、確変+時短継続率の求め方は、いずれのタイプにも適用が可能です。

ただし、計算で使用する確変確率と通常確率は、計算で求める必要がありますので、順に、確変確率と通常確率を見ていきましょう。

STタイプ

確変確率(%)=100-((ハズレ確率^ST回数)×100)
通常確率(%)=(ハズレ確率^ST回数)×100
※ハズレ確率は0以上1以下の値(分数も可)

詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
なお、通常確率(%)=100%-確変確率(%)より求まります。

実例紹介

ここでは「P真・花の慶次3~99ver.」を例に計算します。

真・花の慶次3の甘デジは、ST8回転+時短92回転のRUSHになります。
大当たり確率は、ST中が1/25.8、時短中が1/99.9です。

本機は、ST中に大当たりを引くと、次回の継続率がほぼ100%になりますが、計算が難しくなるので、ここでは無視します。

 ST+時短継続率(%)
=100-(((24.8/25.8)^8)×100)+(((24.8/25.8)^8)×(100-((98.9/99.9)^92)×100))
=71.1138

公式サイトに記載はありませんでしたが、他の大手サイトの記載と一致します。

『連チャン率はSTのみが約27%、ST+時短の電サポ100回転は約71%
 電サポ10000回転を含めて、すべての状態をあわせたトータルの右打ち継続率は約82%!!』

転落タイプ

確変確率(%)=アタリ確率÷(アタリ確率+ハズレ確率)×100
通常確率(%)=100-(アタリ確率÷(アタリ確率+ハズレ確率)×100)
※各確率は0以上1以下の値(分数も可)

詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
なお、通常確率(%)=100%-確変確率(%)より求まります。

実例紹介

ここでは「PA花の慶次~裂99ver.」を例に計算します。

時短(本機は高確ですが時短と記載します)の計算方法が煩雑ですので、公式情報から計算し、転落タイプにも適用できるかを確かめます。

公式情報ではトータル継続率は約80%であり、これは、確変継続率約70%と時短引き戻し率約32%を合算した値とのことです。

 

それでは、計算してみます。

 確変+時短継続率
=確変確率+(通常確率×時短継続率)
=0.7+0.3×0.32
=0.796
=79.6%

以上より、公式情報の「トータル継続率約80%」と一致しました。

まとめ

確変+時短継続率について解説しました。一言でまとめると、確変確率+(通常確率×時短継続率)の値になります。
これは、確変/通常タイプ、STタイプ、転落タイプのいずれにも適用可能です。

なお、大当たり直後など、確変か通常かの抽選がまだ行われていない時には今回の計算式が使われますが、実際に通常を引いた後、いざ時短で引き戻せる確率はどのくらいか?と考える際は、シンプルに時短継続率の値になります。

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